今年の元日から禁煙に挑戦して今や1/3年を経過した
禁煙をしようと思った最大の理由は、今年こそはしょうもない人生を何か変えたい、特に俺の人生は悪習の連鎖で堕ちていっているので悪習を少しでも断ちたいという思いからである
体調面では小さな咳がよく出るや、少しの運動でもすぐに息が上がるなど喫煙の悪影響がところどころ見られるようになったのもある
それに喫煙者あるあるだと思うが、生活がニコチン支配されている感覚が嫌になった
「通勤電車まであと15分、家から駅まで徒歩10分、おし、残り5分は途中のコンビニでタバコ吸うか」
みたいに日頃のスケジュールに脳が自動的に喫煙時間が差し込むのである
特にもう美味しいと感じることがなくなったタバコを惰性で吸う度に、自己嫌悪や罪悪感に陥る感覚が苦痛だった
・代替法
俺が試した方法は、本当によくある古典的で何ら変哲もないタバコを吸う代わりに、他の物を口に含む方法である
俺は元々メンソールのタバコを吸っていたので、メンソール系の飴を代替品として舐めるようにした
まず最初の1週間はとにかく我慢した、なんせ新年第一の目標を1週間も我慢できないようでは俺は何も変われないと思ったからだ
やはり、自分を変えようと決意するには新年や誕生日などの区切りのいい日から始めるに限る
離脱症状は約1週間で治るらしいが、俺もこの一週間が経過したこの時が喫煙欲のピークで、脳はニコチン寄越せとビンビンに反応してるし、喉も何故か詰まってる感覚を覚えた
以前俺はこの1週間というタイミングでミスを犯し、禁煙失敗していたので今回は同じ轍を踏まない
・禁煙中のNG行為
以前にもそこまで本気ではなかったが、禁煙に挑戦したことがあった
禁煙1週間というタイミングで俺はとんでもない間違いを犯した
それは
自分へご褒美〜サイコロを一回振って出目が奇数だったら1本吸っていいよ〜である
これも習慣術の古典的なテクニックであるが、禁煙では絶対NGである
実際にやってみたらなし崩し的に禁煙が失敗した、だってもう脳が忘れかけてたニコチンの快楽を思い出しちゃったんだもん
その苦い経験から俺は今回はその手に乗らずにメンソール飴で凌いでいた
ただ、離脱症状のピークは1週間過ぎても続いていて、これがいつ治るのか不安だった
ある人が悪習をなくすには10日目が山場でそれを乗り越えたら変わると言っていたが、マジで10日目が離脱症状の最大値だったように思う
「おいおい、10日目で最大の離脱症状出てきてるけど、これじゃあもたねーよ」とか思いながら、何とか凌いだ次第である
そして、10日過ぎてみればある人が言った様に、離脱症状が一気に治ったのである
まだ吸いたい欲はところどころ顔を覗かせるが(食事後、休憩時間など)、それほど強い欲ではなく「今日も一日吸わずに乗り切ったー!!」という日が一ヶ月続いた
そして2ヶ月目の終わり頃には、「あれ?今日終わってみれば吸いたいって欲にあまり気付かなかったな」と吸いたい衝動が顔を覗かせる回数が激減していた
三ヶ月目の終わりには、「あ、ここ最近タバコ吸いたいって気すら起きてなかったことに気づかなかったわ」というように、タバコを吸うという以前は当たり前に日常に組みこまれていた行動が忘れ去られているぐらいにまで達していたのだった
それから禁煙継続中の今である
もう正直、タバコに興味はないし、行きつけだった喫煙所の脇を通っても誘惑すら起きてこない状態まできた
タバコ自体は嫌いではなく、飲みとか特定のタイミングだけ吸ってあとは吸わないみたいな完全な切り替えができる様になれればいいなーぐらいに思ってたが、もうタバコ自体に興味すらなくなったのでこのまま完全にタバコとは縁が切れそうだ
とか言って、このブログ書いてたらここ最近で一番強いタバコ吸いたい欲求がかなり出始めてきたから、やっぱ悪習の元には物理的にも、精神的にも近づかないことを強くお勧めします笑
以上
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